学生・保護者・教師必見!!とある大学生のブログ塾

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【学生必見】本当に成績があがる忘却曲線を活用した勉強法

こんにちは!教育系のとある大学生です!

 

前回のブログは見ていただけましたか?

前回のブログを見ないと今回は理解できないので、一度見てから戻ってきてください。

※見てないという方はこちらから

 ↓

 

kyoiku-kaikaku.hatenablog.com

 前回はエビングハウス忘却曲線について解説しました。

その最後にあるように今回は、

エビングハウス忘却曲線をフル活用した勉強法

 についてやっていきたいと思います!

 

まず前回、この実験の対象者はエビングハウス1人のみだと説明しました。

これだとどーです?信憑性0です。

というわけで、記憶について追加実験した大学があります。

それは、

2015年にアムステルダム大学が行いました。

 

ここでは、その結果わかった重要な4つの項目について解説していきます。

その4つとは、

 1.過剰学習 2.分散効果 3.初頭効果 4.親近効果

 です。

「これだけ言われてもわかんねぇよ」

って言われるのは知ってますから安心してくださいね。

 

1.過剰学習

 

 過剰学習とは、

完全に覚えていた時点からさらに学習すると節約率が大きくなる

 という性質のことです。

わかりやすく例を挙げると、

覚えて終わり ではなく 覚えてから演習 

のほうが復習に時間がかからないということです。

よくよく考えてみれば当たり前ですよね。

 

2.分散効果

 

分散効果とは、

同じ内容を再学習するたびに、学習にかかる時間は短くなる

という性質のことです。

このことからわかることは、

エビングハウス忘却曲線は正しい

ということです。

どういうこと?って思ったら↓

 

kyoiku-kaikaku.hatenablog.com

 

3.初頭効果

 

初頭効果とは、

1番最初に触れた情報は記憶に残りやすい

という性質のことです。

 

4.親近効果

 

親近効果とは、

最後に触れた情報は記憶に残りやすい

という性質のことです。

 

3の初頭効果と4の親近効果をうまく活用すると、勉強のスケジュールの中で

 

始めと終わりに”覚えたいこと”や”難しいこと”

中盤に”ちょっとやれば覚えられそうなこと”や”簡単なこと”

 

という風な感じに設定すれば効率よく学習ができるわけです。 

 

また初頭効果に関連して、

人間の集中力は朝が最も高い

 というふうにされています。

なので、重めの課題や内容の学習は朝にやることをお勧めします。

 

 

はい、というわけで、いかがでしたか?

学校や塾では習わないけど知っていたいことだと思うんです。

ぜひ、このブログで学んだことを実際に生かしてみてください!

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

次回も有益な内容にしますので、読んでみてくださいね!

 

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【実は・・・】みんなが間違えているエビングハウスの忘却曲線

こんにちは!教育系のとある大学生です!

 

今回はエビングハウス忘却曲線について書いていきます。

 

このエビングハウス忘却曲線、皆さんも一度はみたことがあるのでは?

ですがこのグラフは・・・

 

間違い!!!!

 

どこが間違っているかわかりますか??

 

グラフそのものは間違いではないのですが、

実は解釈が間違いなんです。

 

横軸は上のグラフの通り、時間を表していますが、問題は ”縦軸” です。

縦軸が表しているのは 記憶量 ではありません。

実はこの縦軸は 節約率 というものを表しています。

 

「いや、節約率ってなんだし」

って思いますよね。だいじょぶです。ばちこり解説します。

 

節約率とは・・・

一度覚えた内容を記憶し直すのに1回目の時間からどれだけ短縮できるか表したもの

 

わかりやすく言うと、

復習に使う時間をどれだけ短縮できるか

を表しているのがエビングハウス忘却曲線なんです。

 

多くの人が間違えて解釈しているエビングハウス忘却曲線ですが

皆さん、よく考えてみてください。

上のグラフのように解釈してしまうと明らかにおかしいことが起こります。

 

みなさん、夜7時に夕食を食べるとしましょう。

そして30分後の7時30分に食べ終わりました。

その後1時間だらだらテレビを見て8時30分になりました。

 

はい、ここで今夜の夕食のメニューを思い出してみます!

 

どうですか?

ほとんどの人が難なく答えられると思います。

 

上のグラフのように間違えた解釈でグラフを見ると

1時間後に50%以上も忘れてしまっていることになります。

そんなはずはないですよね(笑)

 

僕は高校生のとき東進ハイスクールに通っていたのですが

塾長がやはり、間違ったエビングハウス忘却曲線の解釈をしていました。

 

東進といえば大手予備校です。

頼りにしている受験生も多くいると思います。

 

そんな東進の塾長が間違えた解釈をしているくらい、

きちんと理解されていないのがこのエビングハウス忘却曲線なんです。

f:id:kyoiku_kaikaku:20200215125943p:plain

これが正しいエビングハウス忘却曲線です。

 

このグラフの通り、1日後の節約率は33%

つまり、

最初に学習した時間の67%で1日後は復習できるということです

 

ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。

 

これで1番伝えたかったエビングハウス忘却曲線の意味については完璧です。

 

では最後に、

このエビングハウス忘却曲線についての本質をお伝えします!

 

それは、

エビングハウスはどのような実験をしたのか ということです。

 

ここでは2つポイントを押さえます。

 

1つ目は、実験の対象者です。

 みなさん、この実験の対象者は何人だと思いますか?

100人かな?1000人かな?

いいえ、1人です。しかも、エビングハウス本人なんです!

 

2つ目は、実験方法です。

 

 実はこの実験、単語暗記ではないんです。

意味のない3つのアルファベットの羅列を暗記して実験をしたんです。

adw hjb のようにテキトーな並びのアルファベットの羅列です

 

これら2つのことから

「対象者1人の実験なんて信用できない!」

「単語暗記じゃないなら信用できない!」

みたいな声があと思います。いや、聞こえます僕には。

 

というわけで次回は、

エビングハウス忘却曲線を検討して生まれた有効な勉強法

について書いていきます!

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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受験生やその両親必見!!質問大募集!!

こんにちは!教員志望のとある大学生です!

正確に言うと現時点ではまだ高校生なんですけれど(笑)

 

国公立大学で来年度から教員を目指して勉強をするのですが、

今のうちから受験生の力になりたいと思いブログを立ち上げてみました。

 

勉強法やメンタルの持ち方、全く関係のないことまで

小学生・中学生・高校生・その両親にとって不安な受験生活を乗り越えられるような

ためになり、面白い内容を書いていきますので、

 

”文字版 YouTube

 

 

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